痔にも効果はあるの?
雨の日の質問コーナー
先日、チームわごいちで福岡県に行っていました。今回はラジオの仕事ではなく、研修です。
福岡県の離島、大島で塩作りをしている友人がいます。世界遺産に登録された沖ノ島や大島の海水を煮詰めて極上の塩をつくっています。
すべて手作業。材料は全て自然の恵み。生産量は当然限られる上にその味から人気が高まり、今では入手困難な塩です。
それは「大島の塩」と言います。
私は長らくその仕事を体感したく思っていて、今回無理を言って仕事体験研修をお願いしました。
ちょうど花見の季節でしたが、私たちは“密”とは真逆の大島で、満開の桜を横目に倒木や流木を集め、モクモクと火を焚いていました。
島のごみが燃料と化し塩になる。美しい島を守りながら島の特産品として生活を支える塩となる。
ほんの一部の体験でしたが、活き活きと生きるつまり「生活」の原点に触れた研修でした。
質問「横にならないでおなか白湯もみはできますか?」
さて、今日の大阪は雨なので、恒例の質問コーナーに入りましょう。今日は2つの質問にお答えします。
(Iさんからの質問)
先生のおなか白湯もみの本を読んで、毎日実行してます。
職場にも白湯を水筒に入れて持参し飲んでいます。白湯は職場でも飲めるのですが、横になってお腹を揉む事が出来ません。横にならないで(臥床しないで)出来る事があったら教えてください。
Iさんも読まれてご存知だと思いますが、おなかのケアは基本的に立って行うとよくないです。なぜなら重力が働いて内臓の下垂を導く可能性があるからです。
横にならないでできることですか。
そうですね、お白湯を水筒からお気に入りのマグカップに移し、仕事の疲れを癒しながら『「おなか白湯もみ」健康法』を再読するのはどうでしょう。
あるいはAMAZONで中古で売られている『「おなか美人」ダイエット』もおすすめです。両書とも、読みやすく書いていますが、実は大事なおなかのエッセンスをちりばめています。
おなかをもむことも大事ですが、おなかを知ることもとても大事なことです。
質問「おなか白湯もみは痔にも効果ありますか」
(Aさんからの質問)
三宅先生
おなか白湯もみは痔にも効果ありますか?
そういえば、出産の時に産院で、出産前後に痔になるよねーって話をママたちとしてたことを思い出して。
親世代もそうですが、子育てママ世代でなかなか人に相談しにくいことなので、おなか白湯もみの痔の効果!ぜひ教えてください。
おなか白湯もみが、自分のために病院に行く時間をなかなか取れない(取らない)ママたちの助けになることがあればいいのになぁ、と思っております。
痔への効果?
もちろんありますよ。
そもそも痔になぜなるかと言えば、一番大きな要因は腹圧だと考えられます。内臓が全体的に下垂し、下方向に腹圧がかかる。
つまり一番底の直腸や肛門におなか全体が乗っかって押しつぶしているのです。だから腫れたり飛び出したりします。
ちなみに、「子宮脱」や「膀胱脱」も同じ理屈です。
妊娠期のママさんは、おなかの中に子供がいますから余計に腹圧が増大します。ですから痔に悩むママさんが多いのです。
是非ママさんたちにも『「おなか白湯もみ」健康法』を紹介してあげてください。妊娠中はできませんが、産後ケアとして最適だと思います。
という感じで、今日は雨の日恒例質問コーナーでした。ご参考になれば幸いです。
皆さんも質問あれば遠慮なくどうぞ。疑問や悩みを共有し、皆でおなかの健康つくりを進めていきたい思います。
あとがき:大島での得難い経験を通して
私たちは大島で得難い経験をさせてもらいましたが、島自体はコロナの為に非常に閑散としていました。出会った人の数よりも空を舞うトンビの数の方が多かったくらいです。
テレビの言うままコロナを自粛するだけでいいのか。
それでコロナは無くなるのか。
それを考えたい。
2月から試験的に始めていたオンラインサロン、いよいよ4月から本格稼働です。(※2021年3月配信)
健康だけではなく、健康の奥にある生きるということについて、ぐっと踏み込んで話をしています。もちろん大島のこともです。
私の本音にご興味ある方はどうぞ。
三宅弘晃
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