腸の免疫力について
皆さんこんにちは、三宅弘晃です。
おなか元気通信の2回目は「腸の免疫力」について書きます。
癌にも新型コロナウイルスにも打ち勝つために必要なのは「免疫力」。今一番大切なキーワードと言えるでしょう。
ここからは私ならではの独自視点で書いていきますので、どうぞ読んでみて下さい。
世間一般の腸活とは‥
皆さんは「免疫力」という言葉をご存知だと思います。またそれが「腸に深く関係している」という事もおそらくご存知でしょう。
さらには腸の免疫力を高めるために「腸活」をしているという人もいるかもしれませんね。
私も腸が免疫力の要であることは否定しません。しかしこの「腸活について大きな誤解」がまかり通っていることを、ほとんどの人は知りません。
むしろ間違った腸活をして、逆に腸の働きを低下させている人さえ沢山いるのです。
そういう話をしますね。
一般的に言われる腸活にはどんなものがあるのでしょうか。
試しにネット検索をしてみますと、1ページ目のほとんどが「善玉菌を腸に入れよう」ということで、乳酸菌などのサプリメントの宣伝・広告が多く見られます。
皆さんの中にも、乳酸菌などの善玉菌が入ったドリンクやヨーグルトを食べている人も多いことでしょう。
それはどうなのか?本当に効いているのでしょうか・・・
残念ながら期待しているほど効果はないと言えます。
もし高い効果があるなら、もっと癌患者は減っているはずです。
しかし腸活が言われ出して何年も経ちますが、癌患者が目に見えて減っているという確かなデータはどこにもないのです。
実際に私の所にやってきた癌患者さんの中にも、毎日ヨーグルトや乳酸菌サプリを摂っていたという人は少なくありません。でもその人たちも癌になってしまったのです。
その人たちは「ヨーグルト食べてたのに」と言います。
なぜ腸活していても癌になるのか。
それは「足し算と引き算を間違っているから」です。
現代社会に暮らす私たちの腸の中
私は何千人という人のおなかを揉んできましたが、現代社会に暮らす私たちの腸の中はボロボロです。
わごいちに来られた人の腸の中も内側にはガスと便が溜まり炎症が沢山あります。
腸の外側に目を向けると、胃が下がってきて腸を圧迫しています。ガスが溜まった胃腸が下腹部で圧迫し合い癒着と炎症を引き起こしています。
内も外も炎症だらけなので、腸をとりまく毛細血管の流れは悪くなり、血行不良を起こしています。
ほとんどの人がそういうボロボロのおなかからスタートします。
別に脅すつもりではないんですが、実際に誰でも大なり小なりこういう状態になっています。
「私は快便だし病気もないから大丈夫!」
という人に限って、おなかを揉むと癒着や炎症だらけだったりします。
それが私たちのおなかの中の世界です。
なぜこんなに私たちのおなかはボロボロになってしまったのでしょう。
それは現代の食生活の方向性が腸の健康に逆行しているからです。生活が便利に豊かになるにつれ、食生活は腸にとって悪い方向に変わってきました。
今はその極地にいるのかもしれません。現代人の腸はかつてないほど傷んでいます。
だから癌は増えているんです。医学が進歩しているのに。
腸活で本当に取り組むべきことは
腸活の話に戻りましょう。
このように誰しもが癌になるかどうかという程ボロボロの腸に、わずかばかりの腸内細菌を入れた所で“焼け石に水”と言えます。
むしろ色々なものを食べ過ぎて悪くなっているのに、さらにヨーグルトやサプリなどの栄養補助食品を入れること自体が腸の負担となり、状況を悪化させる可能性もあるのです。
足してはダメなのです。
色々な食材を足してきた現代食が腸を痛めているのですから…
<腸活は足し算ではなく引き算>
という方法を取り入れないと効果を得られない場合があるという事を、このメルマガ読者の皆さんはしっかりと胸に、いやおなかに刻み込んでおきましょう。
これを踏まえるかどうかで、人生は全く違う道のりになります。
2人に1人が癌になる道を歩むか、100人中99人が癌にならない道を歩むか。
次回は「わごいち流の腸活~何を引き算するか~」について書きます。
どうぞお楽しみに。
三宅弘晃
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