たかが生理痛、されど生理痛。
生理痛の苦しみは経験した人にしか分かりませんね。
生理が始まって終わるまでおよそ40年。もし生理痛などの悩みがあれば、一生のうちにいったい何度、苦しく辛い思いをするのでしょうか。
ある女性の生理痛の悩み
Iさんはひどい生理痛持ちでした。
生理が始まってから年々生理痛はひどくなっていき、高校生の頃には痛み止め無くして学校に行くことはできなかったと言います。
社会人になってからもその痛みはひどくなる一方で、痛み止めを飲んでももはや慰め程度、しかしそれでも痛み止めを飲む行為がお守りのようだったそうです。
「薬を飲んでたらなんとか仕事ができる」
朝に痛くなる予感があれば、まだ我慢できる程度の痛みであっても予防で薬を飲む日々。
「あの痛みがいつ来るか怖かった」
Iさんの場合、生理周期に乱れはありませんでした。毎月ちゃんと生理はきて、そうして毎月、生理痛に悩まされていました。
不調の悪循環
Iさんは不定期な湿疹にも悩んでいました。また学生の頃から貧血気味でしたが、ついに倒れて病院に運ばれてしまうほどの貧血に襲われました。
婦人科皮膚科内科、各科で出される薬や、勧められたサプリメントに頼らないと生活が送れなかったと言います。
「不調で仕事のストレスも余計に感じるようになって、悪循環だけど仕方ないと思っていました」
「どうして私だけこんなに辛い思いをしなくちゃいけないの?」
そう思うことさえ虚しいような年月を経て、ダメもとで、でもわずかに期待もして、おなかの整体を受けに来たのは40代になってから。
ご家族の紹介で、半ば無理やりのはじまりでした。
おなかの中の知らない痛み
おなかを揉まれるなんて緊張する、怖い……今まで何をしても良くならなかったのに、本当に良くなるんだろうか。
長らく苦しんてきたゆえの疑心暗鬼が伝わる中、わごいちでの施術が始まりました。
「痛いです、そこも痛い、それも痛いです」
おなかに触られるたびに痛みを感じる。いつも感じることのない痛みと痛む場所。
「ここは胃です、ここは腸。痛いですね、きつい炎症があるんですね」
いったい何が悪いのか、どうしてこんなに痛いのか。私、何かの病気なの?
「十二指腸に炎症の跡があります。もうほとんど治った後かな。特に腸に炎症が多くて、おそらく出血もあるから貧血が起こるのでしょう」
初めて聞くことばかりで整理が付かない様子のIさんでしたが、痛いのは確か。
そして、思ってもみないところで合点がいくことになりました。
「健康診断の結果が出て、十二指腸潰瘍の跡が映ってるって言われたんです。びっくりしました!先生のおっしゃってた通り!!どうして跡なんて分かるんですか?」
生理痛の元を断つ
Iさんのおなかの中には、慢性的な炎症がたくさんありました。
内臓にも炎症、つまり傷ができます。自然に治っていくものもあれば、治りきる前にまた同じところに炎症ができて、硬く年季の入った炎症になっていくものもあります。
治りきらずにずっとジクジク傷んだ状態のものが慢性炎症です。
触れば痛いし、自覚がなくても身体に不調が出て然るべき状態。
慢性炎症の厄介なところは、炎症同士がくっつき合って大きくなるところ。腸に炎症が多かったIさんの場合、腸の炎症が子宮や卵巣に飛び火して炎症を起こしていました。
炎症同士の癒着です。これがさらに痛みや不調を重症化させるのです。
そうであれば、慢性炎症を解消していくのみ。腸、子宮、卵巣周辺を重点的に、炎症や癒着を丁寧に一つずつ取っていきます。
生理痛がなくなるまで
おなかの中でどんな施術が行われているか。
簡単に炎症を取ると言いますが、腸の形や大きさ、血管筋肉、おなかの中を手探りで的確になおすべき炎症を見分けていきます。
この手の感度と技術と経験、それがなければなおすどころか、かえって内臓を傷つけてしまいます。
だからこそ絶対の安全確保のために、わごいちでは10年以上の修行を必須としています。
腸のむくみを流しながら、奥深くへ手を入れていきます。熱を持つ炎症もあれば、反対に冷たく硬く凝り固まった炎症もあります。
ひっついていてはいけないところは剥がし、内臓の隅々へ血液が行き渡るようにほぐしていきます。
こうして腸も子宮も卵巣も、元気に元通りになって、生理痛はなくなっていきます。
痛み止めが要らなくなった日
数回の施術後、Iさんの痛み止めの服用回数が減りました。
その後、全く痛み止めを飲まなくても生活が送れるようになり、
「生理痛であれだけ長年苦しんでいたのが嘘みたい!」と驚き、
「こんなに楽でいいのかしら」と感激の日々を送られています。
生理痛は必ず良くなります。
お悩みの方は、まず一度ご相談ください。
井上紙鳶
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